腐女子ってよく耳にするけど、腐女子という人種を正しく理解しているのは、実はまだごく一部の人々に過ぎないってご存知でしょうか?
腐女子の皆さんの嗜好に100%共感できなくても、センスある呟きに、ぶっ飛んだ発想、腐女子になった今が幸せだと言い切ってしまう、そんな腐女子の生態が気になり過ぎる!
今日は、筆者であり専門家の久我山ゆにが、腐女子あるあるをまとめてみました。
腐女子あるある……涼しい顔して黙っている時は、脳内ものすごいことになっている
腐女子あるある……「同士かもしれない」カミングアウトするタイミングをお互いに探り合い
腐女子あるある……同士だとわかっても、好みの壁があるのでまだ探り合い
「オタク=腐」だと認識されがちっていう、腐女子あるある……
まず、腐女子を語る上で最初に押さえておきたいのが、「オタク」と「腐女子」の違いである。
「漫画やアニメが大好きだー!」という女子全員が男同士のカップルに萌えているワケじゃーない。
イケメンの登場人物にキュンとして、自分とイケメンの恋愛を妄想して楽しむのは、腐女子ではなくオタク女子あるある。
登場人物のイケメン×イケメンを恋愛させたくなっちゃうのが腐女子あるある。
ちなみに、腐女子だからって、誰かれ構わず男同士でイチャこいてくれれば良いってものでも決してない!
そこには腐女子それぞれに好みのカップルと、理想の役割 (攻めとか受けとか!) があるので、腐女子は奥が深いのだ。
腐女子あるある……涼しい顔して黙っている時は、脳内ものすごいことになっている
腐女子の特徴、それは普段は腐女子であることを極秘にしている人がほとんどだということ。
だけど、普段は腐女子スイッチが完全にオフになるってワケでもない!
つまり、涼しい顔してるけど、脳内でものすごい妄想を繰り広げているなんて、腐女子あるある、日常茶飯事なのです。
「あの男子2人組……あっちが攻めで、こっちが受けに違いない」なーんて、周囲のイケメン諸君……腐女子の脳内で、BLの主人公としてものすごいプレイをしちゃってるかも。
腐女子あるある……「同士かもしれない」カミングアウトするタイミングをお互いに探り合い
普段、腐女子であることはトップシークレットで生活している腐女子なので、仲間を見つけた時の感動たるや、この上ない喜び!
だけど、うっかり勘違いして一般の子に一方的に腐女子の事実をバラしてしまうなんて失敗はできないので、カミングアウトに慎重になるのは、あるあるなのです。
「あの子、同士かもしれない」って腐女子センサーが反応しても、確信が持てるまでお互いに探り合いのビミョーな関係が続くのである。
腐女子あるある……同士だとわかっても、好みの壁があるのでまだ探り合い
腐女子センサーで同士を見つけ、無事にカミングアウトしても、手放しで喜ぶにはまだ早い!
なぜなら、同じ腐女子といえど、好きなカップルの組み合わせ、理想の関係が全く違う可能性があるから……。
オタク女子なら、イケメンと自分の恋愛を妄想して楽しむので、推しが違うのはむしろ好都合なんだけど、腐女子は数少ない腐女子という人種に出会えることに感動!
そして、同じ気持ちを分かち合いたい! って気持ちが強いのである。
なので、やっと見つけた同士がどのカップルに萌えているのか、お互いに情報を探り探り……。
お互いの嗜好がわかるまではビミョーな距離感が続きます。
その代わり、完全な同士だと判明してからの距離の縮まり方はハンパない!
腐女子は、自分が死んだ時のことを一度は考えるっていうあるある
腐女子あるあるといえば、、、
笑えるようでけっこう深刻なのが、自分が死んだ時のことを一度は絶対に考えるってやつ。
腐女子いわく、世の中でイチバン突然死を恐れているのは、腐女子なのだそう。
命の危機に直面しても、死ぬ前に何が何でもスマホとPCを破壊するんだ! って気合い、ハンパない。
確かに、生きてる間、華麗に腐女子を隠し通したのに、遺品整理で同人誌やエロエロなデータがわんさか出てくるなんて、考えただけでも背筋が凍ってしまう……。
腐女子の生命力、たぶんカナリ強いハズ。
腐女子あるある「腐女子を隠しても、後悔はしていない」
腐女子みんなに共通するのが、普段どんなに腐女子である事実を隠して生活していても、肩身の狭い思いをしているとしても、腐女子になったのを後悔していないということ。
腐女子ライフを心から満喫しているワケです。
腐女子になる前の自分にはもう戻れない、って意見を始め、腐女子になる前は何を楽しみに日々生きていたのか思い出せない、という人までいるんだから、腐女子って毎日が充実しているんだろうなー。
……なんかちょっと羨ましい!
今日は、腐女子あるあるから腐女子の生態をご紹介しましたが、いかがでしたか?
自分が腐女子に目覚める予定は今のとこ「全くない!」って人も、腐女子あるあるにはほっこり&おもしろい、と感じてくれたのではないでしょうか。
腐女子の人を発見しても、「キモイ」って軽蔑するしかできないナンテ、もったいない!
腐女子の生態を知ると、どんどん興味がわいてきちゃうハズ。
気付いたら、同じ沼にハマってた! ってこともあるかもしれませんよ?
筆者:久我山ゆに