今日は、筆者であり専門家の久我山ゆにが、共依存恋愛のリスクについてお話しします。
恋愛で共依存してしまうのをいい加減なんとかしたい、もしかしたら自分達も共依存してるかもしれない……と感じていませんか?
下の「相談する」をタップして、久我山ゆにに今の状況を聞かせてください。共依存恋愛でダメになる前に、もう一度関係を見直してみませんか?
共依存恋愛ってどんな関係?
共依存恋愛とは、お互いに依存し合っている関係のこと。
例えば、どちらかが自分の事なんか二の次で、恋人最優先の生活で依存している状態だとすると、相手が一般的な感覚の場合、「愛が重い」「怖い」と感じるようになります。
だけど、ここで喜んでしまうのが共依存カップル。
想われている側は、「自分に自信がない」「愛されたい」という気持ちが強く、恋人の行動は自分の存在価値を確認できる手段。
想われている側も相手に依存しているというワケです。
共依存カップルの恋愛は、相手を手放しで信頼できない関係
共依存カップルの恋愛が長続きしない理由は、本当の意味で相手と自分を信頼できないからです。
自己肯定感が低いと、「ライバルが現れたら自分に勝ち目はない」と思い込み、嫉妬と束縛でがんじがらめになります。
「自分にあるのは相手を想う気持ちだけ」と、唯一自信を持てる部分を極めた結果、恋人が全てで、自分の生活は疎かに。
友達や家族に時間やお金を使うのも惜しくなるので、完全に「恋人が全て」になってしまいます。
狭い視野で物事を考えるとネガティブ思考が暴走するので、どんなに不安を埋めようとしても頑張っても満たされなくなります。
共依存カップルの特徴は……
・恋人が最優先
・周りの人との関係を疎かにする
・恋人がいないと心身ともに不調
共依存恋愛の結末は意外とあっさり? 他の依存対象に乗り換える事も
共依存恋愛の結末は意外にもあっさり訪れたりします。共依存恋愛の終わり方の1つが、依存対象の乗り換えです。
恋人に執着して共依存している2人ですが、自分の欲求が満たされなくなってきた時、他に満たしてくれそうな相手が見つかった時あっさり心変わりする事があります。
心変わりした側は新しい恋愛を心の拠りどころにできますが、見切りをつけられた側はパニックですよね。
依存しまくりだった恋人と別れた時の喪失感の大きさが共依存恋愛のリスクと言えます。
共依存恋愛の末路……だんだんエスカレートして満たされなくなる
共依存恋愛が続かない理由は、一時的に満たされるだけだと相手に求める事がエスカレートするからです。
依存するタイプの人は、自己肯定感の低さを改善したり、対策を見直したりしない限り、不安という根本的な問題がなくなりません。
どんなに束縛や監視で心を安定させようとしても、一時的な対策に過ぎないので、やめられない上にエスカレートします。
束縛や監視はする側もされる側も疲弊するので、共依存恋愛は長続きしないケースが多いというワケです。
共依存恋愛の末路……普通の生活ができなくなる
共依存恋愛がダメになる原因は、生活に支障が出てくるからです。
恋人が生活の中心で、他のことを疎かにしすぎると、気付いた時には友達や家族、仕事など、自分が持っていたハズのものがいつの間にか離れてしまっているハズ。
恋人だけに依存すると、一緒に居られない時の不安感が尋常じゃなかったり、確実に病んでいきます。
唯一の心の拠りどころだった恋人が、苦しいだけの存在になってしまうのは辛いですよね。
距離感を見失うことは破滅への第一歩なんです。
筆者:久我山ゆに