どこまでガマンすべき? 何が離婚を決意させるの? そして、離婚を決意する原因に男女で差はあるのでしょうか?
今日は筆者であり専門家の久我山ゆにが、離婚の原因について解説したいと思います。
男性の離婚原因5位「性的不調和」136%
妻が出産後に気分がのらない、夫が妻をそういう対象に見れなくなる、体の相性が良くない……など細かい原因はさまざま。
でも、性的に合わないのは、お互いにうまくスキンシップをとれないってことだし、夫婦にとって深刻な問題ですよね。立派な離婚原因になるといえます。
男性の離婚原因4位「親族との折り合いが悪い」147%
真っ先に思い浮かぶのは、嫁姑問題ですよね。でも実は、姑に限らず、習慣の違いなどで家族付き合いがうまくいかない事って多いようです。
離婚原因にまでなっちゃうのはビックリだけど、結婚は2人の問題ではなく、家族の問題だということが思い知らされる結果です。
男性の離婚原因3位「不貞行為」153%
離婚を申し立てる割合では、妻が7割以上、夫が3割弱というデータもあるそうなので、女性編のランキングと件数的には差がありますが、少なからず不倫が原因で離婚される妻も結構いるということです。
男性の離婚原因2位「精神的虐待」175%
気をつけたいのは、言葉で罵るだけじゃなく、無視をしたり、物にあたる、聞こえるように大きなため息をつくのも、モラハラ(離婚原因)でアウト!
どれも喧嘩したらついついやりがちなことに思えるけど、日常的にやっていると夫を追いつめるモラハラとして離婚原因になってしまいます。気をつけなきゃ……。
男性の離婚原因1位「性格の不一致」614%
これは周りに知られたくない離婚原因も、大きく一括りにしてとりあえず性格の不一致を離婚原因として処理されているケースもあるようですね。
何にしても、問題を夫婦間の話し合いや協力で解決できずに離婚することには変わりない! 男女で考え方や感じ方に差があるのも原因ですね。
女性の離婚原因5位「不貞行為」187%
離婚原因の男性編でもお話しした通り、離婚を申し立てるのは、圧倒的に妻が多いんです。
不貞行為という離婚原因はもっと上位かと思いきや、最近ではもっと深刻な離婚原因が増えているのもあり、5位にすべり込みという結果。
しかし、性的な問題は夫婦にとって深刻な離婚原因であることに間違いありません。
女性の離婚原因4位「暴力」232%
暴力なんてサイテー! 今すぐ離婚だ離婚!っと言いたいところだけど、DVする男って、暴力のあとにはすごく優しくなるらしいし、当事者は「暴力ふるわれた、ハイ離婚!」っていう話にはナカナカ直結しないようです……。
周りの助けが必要なケースも多いと思われます。
女性の離婚原因3位「精神的虐待」243%
怒らせるとモラハラされるけど、怒らせた自分が悪いような気がしてしまったり、「お前はダメな奴だ」と言われ続けることでそう思い込んでしまったり。離婚原因の中でもすごく厄介な原因です。
女性の離婚原因2位「生活費を貰えない」285%
夫婦2人だけなら自分が働くことで解決できるけど、妊娠・出産でどうしても働けない期間ができるし、出産が終わってからは、働ける環境や時間に限りがありますよね。
産休のタイミングだって、皆が同じ期間で予定通りに出来るものではありません。
安心して子育てする為にも、最低限の生活費は夫にも稼いでもらわないと生活できませんね。離婚原因になってしまうのも納得です。
女性の離婚原因1位「性格の不一致」409%
しかし、男性編と同じく、他人に言いづらい性的な原因なども含まれている可能性があるので、深刻さでいうと、2位のお金の問題が離婚原因の約3割も占めている事の方が深刻かもしれません。
筆者:久我山ゆに