「略奪婚するしかない!」不倫の末にたどり着いた略奪婚という決断。でも、いつか後悔する日が来るんじゃないか?って不安も実は心の片隅にずっとくすぶってて。
後悔なんてしたくないけど、他人の幸せを略奪した因果応報にビクビク……。
今日は、筆者であり専門家の久我山ゆにが、略奪婚を後悔する瞬間をまとめてみました。
略奪婚するべきか迷っている人、略奪婚のデメリットを知った上で覚悟を決めたい人……、後悔しない為に、もう一度自分の気持ちと向き合ってみませんか?
略奪婚を後悔する人は、スリルを求めてしまう人
略奪婚する時って、「この人しかいないんだ!」って、周りが見えなくなっているかも。
略奪婚が無事に成功して、晴れて2人は夫婦になったのに、なぜだか幸せを感じない……。略奪婚するほどの恋だったのかな?って軽く後悔……。
だとすると、それはあなた(もしくは彼)が、恋愛にスリルを求める人だから。
他人の旦那っていう「人のモノ感」が負けたくない、と燃えさせる! いけないことをしてる背徳感が不倫の関係を盛り上げている!
冷めてしまえばナンデ好きだったんだろ、って後悔するのに、その時は周りも見えないほど夢中になってて……。
恋愛にスリルを求めた2人が略奪婚までたどり着いたとしても、また新しい略奪婚が繰り返される可能性大です。
後悔してももう遅い……。次はもちろん、略奪婚される側。
目の前の欲求を満たすことだけしか考えなかった自分への因果応報!
「この人じゃなきゃダメ!」って略奪婚を決意した時に、
お互いにとって相手が唯一無二なのか、他人のものだからステキに見えてるだけなのか、じっくり気持ちに向き合っていれば決断を誤って後悔することはなかったのに。
略奪婚は、奥さんから略奪して、籍を入れればゴーーール!で、はい終わり、ってワケにはいきません。
略奪婚のその後、後悔しない為には、幸せになれるかどうかが大事!
略奪婚を後悔する瞬間……予想以上にキビシイ生活になった時
略奪婚する時、不倫関係が周りにバレないまま略奪婚が成立するカップルも稀にいるけど、略奪婚の実態を知られて修羅場を通ってきたカップルのほうが圧倒的!
その場合、やっと好きな人と結ばれたっていうのに、フタを開けてみれば、慰謝料・養育費の支払いで家計はピンチ。これは後悔したくもなる……。
職場で噂になってしまえば後悔しても時すでに遅し。場合によっては仕事を失うケースもあります。
金銭的にも苦しいうえに、地位も信頼も失ってしまう。
仕事のデキる頼れる憧れの彼にキュンときてた女性は略奪婚のその後の彼の変貌ぶりにショックを受けて後悔しちゃうかもしれません。
はたまた、つらい不倫の恋を相談して頼りにしていた女友達も、略奪婚したとなると、けっこうドン引きだったり……。
後悔したところで、友人はどんどん離れていってしまう。
お金も仕事も友人も失うって、予想以上にハードモード……!
おまけに、彼が外に癒しを求めた、なーんてことになったらもう……、略奪婚を成し遂げた代わりに、全てのものを失った気分。
略奪婚を決意したあの時の自分を後悔せずにはいられません。
略奪婚して、ささやかながら幸せにのんびり暮らしたい……なんて脳内お花畑なカンジで略奪婚しちゃった人は後悔するハズ……。
略奪婚には、何かを失ったり、血のにじむような努力を強いられたり、思わず後悔したくなるようなこともたくさん。
一緒に乗り越えていく彼が、自分と同じ気持ちじゃないと略奪婚を後悔することになります。
略奪婚を後悔するのは、祝福されない結婚だと痛感した時
略奪婚することで、他人の幸せを壊してしまう……。
略奪婚のイメージが悪いってのは重々承知! とはいえ、罪のない元奥さんとの間の子供を悲しませていること、自分の親をかなしませていることが、グサっと刺さる瞬間がある。
罪のない人や大事な人を悲しませてまで自分の幸せを優先したこと、後悔してしまう瞬間もあったりするんです。
最終的には、「後悔してクヨクヨしながら生きていくか、認めてもらうべく謙虚に頑張るか……」って消去法で頑張るしかないんですが。
自分と彼が責められるのはまだ良い。
だけど、もし略奪婚の末に子供を授かることになれば、その子供には祝福されて誕生してほしいのが親ゴコロ。
後悔しない為にも、親兄弟と気まずくなってしまった場合、認めてもらえるように、できる限りのことをしておきたいですね。
略奪婚を後悔したのは、あとになって本当の彼を知ったから
略奪婚を狙う女性は「奥さんより自分を選んでほしい!」、略奪される男性は「離婚成立前という状況の自分を見捨てないでほしい!」と必死。
要するに、略奪婚するまでの2人は、お互いに自分を最大限に良く見せているハズ。
そんな2人が略奪婚を成功させて結ばれたら……、結婚後にお互いの欠点を見つけていくことになりますよね。これが後悔の理由。
「こんなに気が強い女を選んだの、まじで後悔!」
「優しいとこが好きだったのに、結婚して変わるなら略奪まですることなかった、と後悔……」
ってな具合に、こんなハズじゃなかったのにーって後悔、後悔、後悔だらけ。
あと、ありがちなのは、略奪婚前に彼から奥さんの悪口を聞かされて「悪い嫁から救ってあげた!」って良いことした気分だった略奪婚。
実際は彼が都合よく話してるだけで、聞いてた話と全然違ーうって分かった時の後悔や罪悪感ったらナイ。
あとから後悔しても手遅れ。
略奪婚を考えている人は、彼の言葉だけを信じると後悔します。
男の本音を知りたい時は、言葉よりも行動を重視するべし。
「離婚するから。」って言う彼の言葉をそのまま信じちゃう人は、特に危ない! 離婚する為に何か行動を起こしてるかどうかを見極めて!
好きになった人を品定めするってどうなんだ?ってカンジだけど、略奪婚にはリスクが多すぎる! 略奪婚で幸せになれなかったら、
奥さんを傷つけた後悔、彼の本性を見抜けなかった後悔、大事な人を悲しませた後悔……と、たくさんの後悔に苦しむことになるんです。
略奪婚という大きな決断をする時は、後悔しないように、慎重に判断してほしいです。
今日は、略奪婚を後悔する瞬間について久我山ゆにがお話ししましたが、いかがでしたか?
略奪婚してでも結ばれたい相手に出会えるのは幸せなこと。略奪婚を後悔するか、後悔せずに幸せになるかは、ちょっとした覚悟や努力次第。
略奪婚を後悔しない為には、自分なりにポリシーや決意を固めて、メリットもデメリットも受け入れることです。
略奪婚という試練にぶち当たらないのがイチバン! だけど、もし略奪婚すると決断した時には、とにかく自分の中でしっかり考えをまとめて、後悔しない結婚生活にしてほしいものです。
筆者:久我山ゆに