略奪婚は良くないことだってわかってる。だけど、どうしても諦められない、止められない想いがあるワケで。略奪婚したいけど略奪婚のその後が心配……略奪婚に踏み切って幸せになれるのか? 自分の判断は間違っていないか?
モンモンと悩んでいるアナタの為に、今日は、筆者であり専門家の久我山ゆにが、略奪婚の気になるアレコレをまとめてみました。
略奪婚でも幸せを掴む人は、しっかり未来を見れる人
「まさかあの夫婦が略奪婚だったなんて!」って、略奪婚でも幸せいっぱいのおしどり夫婦な芸能人もいれば、略奪婚したものの、因果応報をモロにくらって、掴んだハズの幸せまで失ってしまう人もいる。
ひとことで略奪婚といっても、略奪婚のその後にここまで差が出てしまうのはナゼ?
略奪婚でも幸せになれる人の特徴は、今だけじゃなくて先のことまで考えられるってこと。
「他人の幸せを壊した」「家族を捨てた」「人を裏切れる人」……略奪婚はどうしても悪いイメージがつきまといます。
しかも、略奪婚までにどんな葛藤や苦しみがあったとしても、噂なんて「不倫した」「略奪した」って良くない部分だけが広がっていくもの。
なので、まともに周りからの風当たりを受けてしまっては、略奪婚と引き換えに、友達を失い、信用を失い、最悪の場合、仕事を失うこともあり得ます。
それに、奥さんだって、離婚の理由が夫の不倫の末の略奪婚とあっちゃ、すんなり離婚を受け入れるワケにいきません。
慰謝料だけで話し合いが成立すればまだマシ。女の意地で離婚に応じてもらえず泥沼化するケースだってあります。
つまり、不倫のあいだは可能な限り誰にも知られず関係を進めて、彼の離婚成立後も、ほとぼりが冷めるまで関係は隠す。
できるだけ略奪婚のイメージを持たせずに結ばれることが幸せになれるカギ。
略奪婚を叶えたあとの生活まで見据えている人は、不倫の関係の時に寂しい思いをしてもグっと耐え抜くワケです。
これって、略奪婚を誓い合った男性の本性も同時に知ることができるのかも。
不倫でツライ状況の時に、信じて待てる男性なのか?
ダラダラ長引かせず、きちんとけじめをつけてくれる男性なのか?
ここでハッキリせず不安にさせたり、流されやすくてうやむやにする男性は、もし略奪婚が成功しても、また不倫を繰り返すような男性なのかもしれません。
略奪婚して幸せになれるかどうかは、相手の男性がどこまで同じ覚悟でいてくれるかも大事なポイントです。
今しか見えてない人は、略奪婚で失敗する
略奪婚しても幸せを手に入れられない人の特徴は、今しか見えていない感情的な人ってところ。
「彼以外は考えられない」「彼と一緒に居たい」「略奪しないと後悔する」……こんな具合に今が全て、感情のまま、本能のままに周りが見えなくなってしまう人は、略奪婚に失敗する可能性大。
周りにバレやすいし、職場で噂になってしまうと異動させられたり、最悪の場合、地位や仕事自体失うことに……。
友達や信用を失い、慰謝料や失業でお金までも失ってしまう。略奪婚して、何もないところからのスタートは、ある程度覚悟していたとはいえ、ゼロどころかマイナスが続く生活の場合もあります。
あまりにも過酷な生活だと、癒しをまた家庭の外に求めてしまい、不倫を繰り返す、という最悪の末路が待っているかもしれません。
また、感情のままに行動してしまう人の中には、「彼が好き!」というより「他人のものが好き!」ってタイプの人も存在します。
誰かと比べて自分を選んでほしい、自己顕示欲の為の略奪婚が、うまくいくワケもなく。その瞬間しか見えない人は、略奪婚の因果応報もダイレクトに返ってきてしまいます。
略奪婚でも幸せを掴みに行くべきケースは?
略奪婚は良くないこと。自分の幸せの為に、他人の幸せを壊してしまう罪悪感がありますよね。
だけど、出会う順番が遅かっただけで、どんな罰を背負ってでも一緒になりたいくらいにお互いが本気なら、略奪婚が本当の幸せへの道って場合もあるんです。
家庭がすでに崩壊している人を略奪するケースがまさにそれ。
「夫にDVされている」「妻が家事をせず浪費癖がある」「浮気されている」……などなど、
家庭が幸せじゃない、すでに家庭が崩壊しているって場合は、略奪婚して次こそ幸せになりたい、と思うのは悪いことではないように思えてしまいます。
だけど、きちんと離婚というけじめがついてなくて、不倫関係になっているのも事実。
崩壊した苦しい状況から助け出してるような、良いことをしている錯覚に陥りやすいので要注意です。
略奪婚を踏みとどまるべきケースは?
略奪婚に向けて行動を起こす前に、諦めるべきか? 略奪婚を成功させるべきか? って、何度も自問自答しちゃいますよね。
だけど同じところでグルグル悩み続けてしまったり……。
そんな時に参考にしてほしいポイントが2つあります。
先ほども少し触れた部分になりますが、まず1つ目は、略奪婚して一緒になる男性が同じ気持ちでいてくれるのかどうか。
今イチバンのお気に入りに乗り換える、くらいの軽い感覚で略奪婚もバツイチも気にならない! って男性は、略奪婚した後も、いつか同じことを繰り返す男性ですよね。
こんなに分かりやすい性格なら誰でも略奪婚するべきじゃないって気付けるんだけど、隠れ浮気症がうまく正体を隠してる場合もあるから気をつけて!
簡単に異性と連絡先を交換する、2人で会う、個人的に相談にのったりする……、こんな男性は、自分からガツガツ行動を起こさなくても、チャンスさえあれば、あわよくば、ってタイプかも。
略奪婚を決行するべきか見極めるポイント2つ目は、子供がいるかどうか。
子供がいる場合、養育費の問題が生じてきます。
略奪婚後も、別れた奥さんとの子供に養育費を払い続けるってだけじゃなく、子供の誕生日や入学・卒業など節目のお祝いをしたりと、別れても子供との繋がりが切れないケースもあります。
略奪婚後、子供と会える環境になるかどうかも人それぞれ。
略奪婚したら前妻や子供とは関わってほしくないと思っても、夫にもしもの事があれば、遺産のことで前妻との子供にも権利があったりと、何かと関わることになる可能性も。(もちろん、個人差アリ。)
そもそも、子供がいたら土壇場で家庭を切り捨てられなくなる男性もいるので、子供の有無で略奪婚に踏み切るかどうかは大きく左右されること間違いなし。
今日は、略奪婚の気になるアレコレについて、久我山ゆにが気になるポイントをまとめてみましたが、いかがでしたか?
略奪婚は良くないことだって前提だけど、略奪婚が悪ではない場合もあるワケで。見極めるのって難しいです。
略奪婚については、他にも記事を書いてるので、略奪婚の方法や略奪婚による因果応報なども参考にしてほしいです。
略奪婚してでも結ばれたい相手に出会えるって、そんな恋ができるだけでも幸せなことですよね。いっぱい悩んで決めた道なら、自分の選択に自信を持って進むのみです。
筆者:久我山ゆに