素直になれない性格って、恋愛中にはなかなか厄介なもの。素直になれない性格のせいで遠回りしたり、損したり……。
もっと可愛く甘えたり、素直に気持ちを伝えられれば良いのに!
今日は、筆者であり専門家の久我山ゆにが、素直になれない性格と向き合いかたをまとめてみました。
素直になれない行動は、反射的にやってしまう
実はこれ、反動形成といって、自分の本心を隠す為に、本心とは逆の行動を取るように、無意識に心が働いてしまうワケです。
「好きな人が話しかけてくれたのに冷たく接してしまった」「好きなのに意地悪してしまう」っていう後悔は、けっこう経験したことある人多いハズ。
相手を好きなことがバレないように、って思いから、ついつい思いっきりやりすぎちゃって後悔……ってパターン、あるあるですよね……。
とっさに出ちゃう行動とはいえ、素直になれないって、本当につらい。
素直になれない時は、自分の本心を分析してみる
素直になれない自分にモヤモヤした時は、自分の本心をちゃんと分析してみましょ。
何らかの理由があって自分自身が本心を隠そうとしているんだけど、その行動に対してモヤモヤしたり後悔したりするって事は、素直になれないままじゃダメだ、と感じている自分もいるワケです。
「わざわざ声かけなくてもいいのに、声かけなかった事がやけに引っかかる」それは、「もっと仲良くしたい」気持ちが素直になれない状態。
「意地悪してしまったけど、こんな事したかったワケじゃない」それは「好きだから彼に関わりたい」気持ちが素直になれない状態。
隠れた自分の本心を受け入れることが、素直になれない自分と向き合う第一歩です。
本心を否定してたら、この先も自分の行動にモヤモヤしたり後悔したり……素直になれないジレンマに何度も苦しむことになります。
素直になれないのは、心配や不安があるから
素直になれないのは、好きな気持ちを隠そうとしてたからなのかぁ! なーんだ、そっかそっか~。……では終わりませーん。
素直になれないのは、ただ単純に「好きだって知られるのがハズカシイ!」「バレるのハズカシイ!」ってのも確かにある。
だけど、本心を隠そうとするのには、他にも何かしらの不安や心配な気持ちが隠されている場合もあるんです。
例えば、「今の関係が壊れるのがコワイ」から素直になれないとか、「自分に自信がない」から素直になれないとか……。
好きだって言えればラクなのに、可愛く甘えられればラクなのに、素直になれないデリケートな理由があったりするんですね。
素直になれない行動は、必ずしも正さなくても良い!
素直になれないのが問題、というよりも、素直になれない自分に対して後悔したり凹んだりするのが問題なワケで。
素直な良い子ちゃんじゃなくても恋ををする資格はあるし、むしろ、素直になれないいじらしさに胸キュンしてくれる人もいるかもしれない!
素直になれない時のモヤモヤは、自分の本心をちゃんと知ってあげる事、認めてあげる事、許してあげる事で、自然と気持ちが安定してくると思われます。
「彼が好きなんだなぁ」
「もっと仲良くなりたいんだなぁ」
「友達としての関係を壊したくないんだなぁ」
って、誰にもバレないように自分が抱えている気持ちを、自分自身でまず受け止めてあげましょ。
素直になれないなら、「自分がどうしたいのか」を考える
例えば、「彼を好きかもしれないけど自分に自信がないから気持ちを認めたくない」って素直になれない自分。
モヤモヤを解消するべく「好きな気持ちは認める事で自分を納得させよう」と決めたとします。
一時的にスッキリするかもしれないけど、本当にコレで大丈夫なのか……?
モヤモヤを再燃させない為には「自分がどうしたいのか」ってところまで考えるべし。
「自分磨きして自信をつけて、彼にアプローチする」
「告白してけじめをつける」
「片思いのままでも近くに居られるだけで満足」
……などなど、素直になれない片思いをどんな形にしたいのかは人によってさまざま。
後悔しない決断をしないと、こじらせ案件が増えて、今後ますます素直になれない場面を増やしていくという負のループに陥ってしまいますよ!
筆者:久我山ゆに